2026.6.26
着物のお財布事情
着物より高かったもの
着物は、手頃な値段で購入できるし、譲っていただくものも多い。小物を揃えれば、着物暮らしを「始める」のに、そんなにお金はかかりません。
でも、「続ける」には、お金がかかることも。
今回は、ちょっとまじめな話です(笑)
クリーニング代にびっくり!!
着物を着るようになってしばらくは「お手入れ」のことを考えることはありませんでした。
練習を始めたのが1月。着られるようになったのが2月。
着物でお出かけし始めたのも2月。
汗をかくような時期ではなく、
着るだけで疲れて すぐに脱いでしまい、着ている時間も短い。
汚すのが怖くて、食事をしたり子どもと出かけたりすることもありませんでした。
それが、だんだん着慣れてくると
1日中、着物で過ごしたり、食事に行ったり、ちょっとくらい暑くても着て出かけたり。
着物を着る場面や時間が増えるに連れて、着物を汚す場面も出てきました。
忘れられないのが
娘の入園式で、一番お気に入りの付下げ(ある程度フォーマルな場でも着られる着物)を着たときのこと。
無事に式が終わり、お昼ご飯に、「どんどん」に行ったのですが・・・
娘が、勢いよくうどんを啜ったまさにそのとき!
汁が、見事に着物に・・・
「ぎゃーー!!」
思わず大きな叫び声を上げました。(心のなかで。)
あぁ、これは、クリーニングだ。
近くの着物屋さんに持っていくと
基本料金が 5,000円ほど+染み抜き代。
クリーニング代は、結局6,600円ほどかかりました。
着物の値段は、3,000円。
そのクリーニング代が、1回 6,600円。
ひゃーーーっ。
その後のマイルール
着物の倍の値段のクリーニング代がかかると身をもって知った私。
それから、心に決めたことがあります。
・家で洗えない正絹(しょうけん・絹100%)の着物は、汚れるところへは なるべく着ていかない。
・日常に着る着物は、ウールや木綿、化繊など家で洗えるものを中心に着る。
・正絹の着物で出かけるときは、汚れが目立たない着物や、もともと汚れている着物を選ぶ。
(リサイクル着物や、いただいた着物は、多少汚れているものが多いです。)
・割烹着を活用しまくる。
・これは絶対に綺麗に保ちたい、超一軍の着物のために、クリーニング貯金をする。
ちなみに、超一軍は、5枚。この5枚を着るときは、ものすご〜く気をつけています。
立ち居振る舞いが丁寧になる、という利点もありそう。
救世主は、ウールの着物!
正直なところ、お手入れにお金がかかると分かったとき、着物を着るのがちょっと怖くなりました。
汚すたびに、こんなにお金がかかるのか・・・
でも、今の私の生活を考えると、汚れない場面のほうが少ない。着物で子どもたちとも出かけたい・・・
着るのを減らしたほうがいいんかな・・・
そんな弱気になった私の救世主が、ウールの着物!!
ウールの着物は、浴衣みたいに家で洗えます♬
気をつけるのは、洗剤の種類。
中性洗剤やウール用の洗剤を使います。私は、ウタマロのリキッド洗剤を使っています。
粉石鹸で洗っちゃったときは、とても悲しいことになりました。
絹のものを洗える洗剤もあるのですが、着物によっては縮んでしまうこともあるようで、今のところ手は出していません。
ウール着物のお陰で、1年を通して汚れを怖がらずに、お財布を痛めずに、着物暮らしを楽しむことができています。ありがとう、ウール♬
参考までに、日常に出番が多いのは
5月〜10月ごろは、主に木綿(浴衣)
10月〜5月ごろは、主にウール
です。
もちろん、正絹の着物を着たいときは、着ます!
汚れを気にして、着たいものを着られない・・・なんて繊細なのは最初だけで、今はかなり図太く?なりました。
クリーニングの(財布の)痛みのおかげで、自分に合った楽しみ方を見つけることもできたかなぁと、今では良かったと思っています。
でも、着物を着ているとき、子どもと一緒に、うどん屋や蕎麦屋さんにはもう行きません!
そういうのも、着物の楽しみの1つなのかもしれません。
これからも、私らしい付き合い方を探していきます♬